お盆

8月1日よりはじまりましたお盆行事が無事終了いたしました。
本妙寺では8月13日より15日まで、お檀家様、樹木葬会員の皆様のご自宅へお盆のお経「棚経(たなぎょう)」に伺わせていただきました。
ありがたいことに、本妙寺では毎年新たなご縁をいただき、お盆にお参りさせていただくご家庭も年々増えております。
それぞれのお宅に伺うと、お仏壇や盆棚には、ご先祖様が生前お好きだった食べ物や飲み物、季節の果物などが丁寧にお供えされています。
また、ご家族三世代がそろって座り、一緒に手を合わせお題目をお唱えくださるご家庭もありました。
その姿を見ながら、改めて「お盆というのは良い文化だな」と感じました。
お盆は、亡き方やご先祖様を供養する期間であると同時に、家族が自分たちの「いのちのつながり」を確かめる時間でもあるのだと思います。
今、自分がここにいること。
それは決して当たり前のことではなく、父母がいて、祖父母がいて、そのまたご先祖様がいて、数えきれないほど多くの「いのち」がつながってきた先に、私たちの今があります。
お仏壇にお供えをし、家族で手を合わせる。
昔から当たり前のように続いてきた光景ですが、生活様式や家族のあり方が大きく変化している今だからこそ、こうした文化を大切にし、次の世代へと受け継いでいくことの大切さを感じます。
子どもたちにとっても、お父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に手を合わせた記憶は、いつかきっと「自分の家の大切な風景」として心に残っていくのではないでしょうか。
今年もたくさんのご家庭で、皆様とともにお題目をお唱えし、ご先祖様に手を合わせることができました。
温かく迎えてくださった皆様、本当にありがとうございました。
お盆が終わると、季節は少しずつ秋へと向かい、来月には秋のお彼岸を迎えます。
本妙寺では、9月23日(秋分の日)午後3時より「秋季彼岸会・守護神大祭・御会式」法要を行います。
多くのみなさまのご参拝を心よりお待ちしております。